性病が疑わしい場合は、すぐに検査を受けしょう。

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　　　　　　　このページでは、感染者数の多い性病（HIVを除く）の中で、
　　　　　　　ヘルペス・トリコモナス・ケジラミなどについての情報がご確認いただけます。

 

 

　　　　　　　その他の性病については、こちらのページを → 性病一覧...1
　　　　　　　性病検査に関しての情報は、こちらのページを → 性病検査

 

 

 

 

 

 

ヘルペス

 

 

 

　　　　　　　感染後、4〜10日間の潜伏期間を経て発症する性病で、20〜30代の女性に最も多く、
　　　　　　　初回感染時には激しい痛みや発熱を伴うのが特徴ですが、
　　　　　　　再発の場合、ごく軽い症状（軽いただれや小さな水脹れ）しか出ない場合が多いといわれます。

 

　　　　　　　性器だけでなく、肛門・尻・太ももなどに、また、口唇への感染（喉への感染も）もあり、
　　　　　　　性器ヘルペスでは、性器に、赤いブツブツ・水ぶくれ・ただれなどが、
　　　　　　　口唇ヘルペスでは、唇の周りに、赤い水ぶくれ・痒み・痛みなどが確認されます。
　　　　　　　（日本人の10人に1人は、口唇ヘルペス経験者と言われます）

 

　　　　　　　ヘルペスは、菌ではなく、ウィルスであるため、自然治癒する性病ですが、
　　　　　　　完治することはなく、再発する性病ですので、注意が必要です。
　　　　　　　（自然治癒：3週間程度、治療：1週間程度）

 

 

 

 

 

トリコモナス

 

 

 

　　　　　　　トリコモナスは、菌やウィルスではなく、原虫の一種であり、
　　　　　　　膣性交渉が主な感染経路ですが、稀に、風呂やトイレ、タオルなどからも感染します。

 

　　　　　　　感染力はそれ程強くありませんが、妊娠時や月経時には、
　　　　　　　通常より感染力が高まりますので、注意が必要です。（膣内がアルカリ性に近い時）

 

　　　　　　　女性の症状は、強い匂いの黄緑色のおりもの（血液を含む場合も）や、性器の痒み痛みなど、
　　　　　　　男性の症状は、尿道からの膿、性器の痒み痛みなどですが、自覚症状の無い場合も。

 

　　　　　　　10日程度の潜伏期間を経た後に発症し、自然治癒はしません。
　　　　　　　また、他の性病同様、放置していると不妊になる場合があり、注意が必要です。

 

 

 

 

 

ケジラミ

 

 

 

　　　　　　　こちらケジラミも、菌やウィルスではなく、昆虫であります。

 

　　　　　　　粘液を介しての感染ではなく、陰毛などの毛への感染で、眉毛や足の毛など、
　　　　　　　あらゆる毛に感染し、稀に、タオルや毛布を介して感染する場合も。

 

　　　　　　　感染した場合、刺し痕のない強烈な痛みがあり、成虫や卵などが目視で確認できます。

 

　　　　　　　治療法としては、完全に毛を剃るのが一番ですが、専門のシャンプーなども有効。
　　　　　　　ただ、毛と毛で感染するので、感染した場合、家族単位での治療が必要。

 

 

 

 

 

カンジダ

 

 

 

　　　　　　　カンジダはカビの一種であり、人がもともと体内に保有する菌（自然発生も）であります。

 

　　　　　　　女性の症状としては、性器周辺の痒みや、カッテージチーズのようなおりもの、
　　　　　　　男性の症状としては、ほとんど無症状ですが、包茎の場合、カスが出ることがあります。

 

　　　　　　　女性の5人に1人が感染を経験していると言われます｡

 

 

 

 

 

検査

 

 

 

　　　　　　　このページでご紹介した性病は、クラミジアや淋病、梅毒に比べると、
　　　　　　　それ程深刻ではないものの、放置していれば、不妊になる可能性は否定できません。

 

　　　　　　　また、クラミジア等の性病を併発している場合も多く、
　　　　　　　性病に感染しているだけで、HIVへの感染率が、3〜5倍に跳ね上がるのも事実です。

 

　　　　　　　母子感染した場合、生まれてきた赤ちゃんは最悪、死に至ることもありますので、
　　　　　　　性病の感染が疑わしい場合は、すぐに検査を受けられることをおすすめします。

 

 

 

 

 

　　　　　

 

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